川村理系塾は”納得型”の生徒様も大歓迎致します。

「教育の論点」をいう本を古本屋さんで見つけ買いました。
その中で
生徒さんには、肯定型の生徒さんと納得型の生徒さんの2つのタイプがいるということが書いてありました。

「肯定型」の生徒さんは素直に受け止める。それは正しいことなんだ。先生はこう期待しているんだ。という姿勢で動く人。

「納得型」の生徒さんは、納得いかないと前へ進めない。先生や友達から見ると、「何でそんな変な質問をするの?」「どうしてそんなことにこだわるの?」とかいわれるタイプ。

集団教育では、「肯定型」の生徒さんが先生の受けが良く、大事にされ、それで生徒さんもますます勉強をするようになるのですが、「納得型」の生徒さんは、先生としては自分の(授業の)ペースを乱す面倒な存在となるので、見放される傾向にあります。

これは納得型の生徒さんにとってはうれしくないことなのですが、一人の生徒さんにペースをあわせられない、集団教育というシステム上仕方が無いことではあります。

しかし納得型の生徒さんは、基本的思想が、物事を根本から考える、原理原則に立って物事を考え、積みあげ組み立てるという素晴らしい才能を持っています。

この「納得型」の生徒さんにしっかり向き合って、一見くだらないと思われる質問(時としてそれはとても鋭い質問だったりするわけですが)にも生徒さんが納得するまで付き合ってあげると、ものすごい学習意欲を出して学力が向上するとうです。実際私もそう思います。

著者は「知的攻撃力」と表現していますが、物を積極的に考える、新たなものを発想する力は、納得型の生徒さんのほうが、肯定型の生徒さん(理解吸収が早い)より圧倒的に強いと述べています。

これからの日本には「納得型の生徒さん」が多く必要になるでしょう。

川村理系塾では、肯定型の生徒さんは勿論、納得型の生徒さんも大歓迎しています。実際私も予備校時代は納得が行くまで追求するタイプでしたから、納得型の生徒さんの気持ちはよく分かります。

そのシーンできちんと対応してくれる先生がいるかいないか、そういった先生を自分が見つけることができるかできないかで(幸運もあるとは思うのですが)勉強が、あるいはその後の人生が大きく変わることは事実だと思います。

もし自分が「納得型」でどうも集団授業にはなじめない方がいらっしゃったら、是非一度川村理系塾をお試しくださいませ。ダメモトで(笑)