夏休みからの受験勉強対策

夏休みも残すところ10日をきりました。

中学3年生の皆さんは夏の中体連や中分連が終わると部活は2年生に引継ぎ、受験生としての意識が高まります。保護者の皆様もそうですね。

そこで塾のご利用に関しても、改めて考え直される状況が発生します。

・いままで塾は利用していなかったけれど、塾に行ったほうがよいのでは?

・夏季講習に参加したけれど、このままこの塾に通うべきなのか?

・塾に行こうと思うけれど、どこの塾が自分(お子様)の性格や能力にマッチしているのだろうか?

・今まで利用してきた民間の教育機関(家庭教師、個人/個別指導塾、通信教育、大手集団塾)を変更、あるいは複数を平行して利用したほうが良いのではないか?

・など

費用対効果もありますし、なにせ時間が無いですから焦りますね。

将来にかかわることなので、真剣に考えることは大切なことですが、将来の自分(お子さま)にとって高校受験がすべてではないはずですから、あまり考えすぎたり、偏重した考えになったりしないように、余裕を持ってちょっと自分を遠めに引いてみてみる(客観的に見てみる)ことも必要ですね。


そういった時期になると川村理系塾を退塾される生徒様も毎年いらっしゃいます。
いろいろな理由がおありになると思います。

・集団塾のほうが周りの人たちの緊張感が伝わってきたり、競争の中で自分を高められる環境がよいと考える人

・塾での圧倒的な勉強時間を確保できて、勉強の管理をもしっかりしてくれて、課題もたくさん出してくれるような塾が自分に(お子さんに)マッチしている考える人

・教科、科目によって得意不得意がばらついて、5教科とも万遍にフォローしてくれる塾

・今まで塾に甘えてきたが、今後は、自分自身で計画を立てて自分の意思でしっかりと勉強していきますと宣言する人

・川村理系塾しか知らないので、一度退塾してほかの塾にも経験して(させて)見ますが、やっぱり
会わなかったらまた再度お世話になります。(ほかの塾に行っている間でも質問があればスポット的に質問しにきます)


退塾のお話をいただいたときは、生徒さんも保護者の方も良く考えられての結果でしょうから私は決して引きとめりはいたしませんし、勉強を離れた部分で、お互いに今後とも気持ちよくお付き合いができるようにしたいと考えています。そういった話しにくい内容もお気軽におっしゃっていただけるような雰囲気つくりをも目指しています。

個人塾というスタイルによる有利さ、逆に難しさ、私自身が英数理しか教え切れないという弱点、強制しない指導方法… いろいろとありますが、私自身の努力は勿論必要として、マッチするお客様に全力で対応させていただくしかないですね。


また、塾を変えるべきかのご相談いただいたときは、

生徒さんの性格(自分でできるタイプ? 管理が必要なタイプ? 自分から質問できるタイプ?) 
能力(暗記系が得意?論理的思考が得意?) 
得意科目(国語や社会? 数学や理科? 英語は? 特徴を踏まえ、どう対策すべきか?)
塾に通える日数や時間の制限等の物理的条件
費用的な面。
転塾した場合新しい塾はどうアプローチしてくれるだろうか(他塾様の方針や対応)

について客観的な見解を述べますが、

生徒さんご自身がどうしたいのか?どう思っているのか?考えがまだあいまいでは無いのか?
高校卒業のその先の進路はどうしたいのか?○○高校へ行きたいと口では言っているが本気?

ということが最も大事であり、その情報がないと、まず本人のモティベーションがあがらないし、私も「是非○○高校を目指そう。合格のためにはこういった日程で勉強方法はこうしていこう、私も最大限協力します」と自信のあるアドバイスができないですね。

二学期以降も川村理系塾をご利用くださる受験生の皆様とがんばっていきますので宜しくお願いいたします。