女王の教室他


女王の教室
今日、女王の教室のドラマを腰を据えて見ました。
私自身あまりTVは見ない人なので、途中チラッと家族が見ているときに横目で見たことはあり、「ひどい先生と思いつつも、言っていることは中立だし、正しい」と思ったことはありました。

今日のドラマの感想は、非常にプラスのイメージでした。
このドラマに関しては賛否両論あるようですが、次の最終回で皆さんの意見はどう変わるでしょうか?
最終回を楽しみにしたいと思います。

妻はドラマ好きでドラマの掲示板によく行くのですが、私も珍しく女王の教室掲示板に言ってみました。そこで紹介されていたページがあり、私として非常に参考にさせていただく内容が多かったです。

http://www.geocities.jp/nari_naga/

今後とも参考にさせていただきたいと思いました。


コーチング勉強会参加 2回目】

コーチングの流れは以下のとおりです。

コーチは相手の話に100%耳を傾け、相手の存在、人間性、行為を認める、誉める。
その上で相手に質問を投げかけ、相手の話を促し、考えさせる。その結果相手が気が付かなかったことに、気づかせる
相手は、気が付いたがゆえに、それに対しての行動が起きる。


コーチング哲学では
「人の可能性は無限大」
「答えや解決する能力はその人自身が持っている」
というのが前提で、それを気づかせ引き出してあげるのがコーチングです。


コーチはオリンピック選手に代わって金メダルは取れません。
選手の能力を最大限に引き出すのがコーチの役割です。

そのためには、答えを教えるのではなく、自分で考えさせ、気づかせ、
やる気にさせることが必要です。

私の場合は、まず塾にいらっしゃった生徒さんを傾聴や承認をしながら、信頼関係を構築し、次に
生徒さんに考えさせる質問をすることになります。その結果「勉強とは楽しいものなのだ」。
あるいは、「今自分がすべきことは勉強なのだ」と気づいた生徒さんは、勉強を進んでするようになるでしょう。
しかも、私が勉強の仕方とか進捗をこまごま管理しなくても、自分でうまく進めることが出来るはずです。
だって、「答えや解決する能力は生徒さん自身が持っている」のですから。

勉強をしない。してもやらされている感覚でしている。これではいつまでたっても成績向上は望めないでしょう。

ですから、生徒さん自身に気づいてもらい行動に移すように促す必要があります。

その段階が過ぎれば、私としては勉強内容に関する質問にどしどし答えるだけです。

問題は機械的なとき方だけではなく、一度は理由を理解しておいてほしいですね。

意味や背景、なぜそうなるか、なぜそうでなければならないのか?
自分はなぜそうしたのか?
どうしてしてその方程式を作ろうと思ったのか?
どうしてそこに注目したのか?
考える際の動機はなんだったのか?
何から手をつけようと思ったのか?
問題を解く際のおおまかな指針は?
何を狙っていたのか?
答えを求めるに不足している情報は何なのか?

そういったことをシャンジャン説明してあげたいですね。


コーチングの勉強会でのコーチとクライアントの役でのロールプレイを行いました。
それを通して、自分として新たに気が付いたのは、
「自分がしたいのは勉強を教えることそのものではなくて
、その生徒さんが将来幸せな人生を歩んでいけるための力になることだ。」
ということです。

当然その中には勉強をすることも含まれますし、勉強以外にも大切なこと、もしかして勉強以上に大切なものもあると思います。その辺を40年の人生経験を踏まえて伝えてあげたいことがあります。(生徒さんから煙たがられるかなあ)

幸せの定義も難しいですが、昨日のドラマの中では6%の人しか幸せになれないという先生のデータに対して、女の子が「漫画を描くことが幸せ、好きな人と一緒にいることが幸せ」クラス全員にそれぞれの幸せがあると言っていました。

事業に何度も失敗し、家族で夜逃げし、離婚し、子供ともわかれ、一人で浮浪者生活をし、その中でやっと世の中が見え、年商数十億の企業の社長さんになる人もいます。 

大企業の社員や公務員になって、与えられた仕事をこなし、退社時間にはきっちり帰宅する。家族で夕飯を楽しむ。そんな人もいます。

どちらが幸せか?どちらが成功か?といわれたら確かに人それぞれですね。