コーチングの利用
私はコーチングの考え方を私の塾に取り入れています。
それは生徒さんのやる気を引き出すための手段になるからです。
自分で思わなければ何も始まりませんし、何も変わりません。
また、なりたい自分やそのための道順をイメージできなければ
到底そこには到達しないでしょう。
私はコーチをつけていて、月に3回のペースでセッション(山梨県のコーチと無料インターネット電話skypeを使った会話)
を行っています。目的は、「塾に応用できるコーチングスキルの習得」と「私の人生、塾経営をうまく進めるため」です。
前回は、PTA会長になったということでそれをテーマにしました。
自分のPTA会長をイメージする。どんなPTA会長になりたいのか? 何をしたいのか?そのためには何が必要なのか?では何からどうすすめるとそれが手に入るのか?いつ達成できるのか?
コーチはPTA会長になったことはありませんが、こういった質問を通して、私にあれこれ考えさせて、理想像を明確にしてくれるのです。
イメージが明確になるとそこに強い行動が生まれます。
勉強が嫌いな子供たちに(皆さんそうだと思います。自分も子供の頃はそうでした)
勉強を自らするように意識をもっていくのは大変です。
将来のなりたい自分が明確にあり、今そのためには勉強が必要だ。だから勉強するのだ。
という流れは自然ですが、なかなかそうは行きません。なぜなら子供たちは将来のなりたい自分、もっと大きく言うと、どんな人生を歩みたいのか?なんて考えたこともないし、そのための情報をあたえられていない。
私は生徒さんの幸せな将来を願っています。
だから機会を見て、子供たちへの情報の一つとして、今までの私の人生経験、会社での経験を話したりもしています。
しかし、基本思想はそうですが、塾では人生の遠いゴールを設定せずに、
まずはイメージできる近い将来の目標を設定して、それをクリアしてゆくサイクルを
まわしているのが現状です。
コーチングの質問に慣れてくると、生徒さんに質問している自分に気が付きます。
自分で考えたり、自分で気が付くということは、勉強の理解を深める上でもとても効果があります。
「どうしてこの問題はとけたのかなあ?」
「解くためには何を知っていればよかったのかなあ?」
「この問題の本質は何だと思う?」
「出題者は何を考えてこの問題をつくたのかなあ?」
「次に同じような問題がでたときは、どうやって解けばよいのかなあ?」
そうした中で、「なるほど、そうなのか!、そういうことだったんだ。」と気が付き
問題を解くことが、楽しくなる生徒さんもいらっしゃいます。
本当は新しいものを知ることや、自分で問題が解けることは人間にとって楽しいことなんです。
そうすればクロスワードパズルやジグソーパズルを楽しむように教科書の問題を解くのも楽しくなります。
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私の塾のホームページのご紹介。
http://ww2.tiki.ne.jp/~kawamura/index.htm
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