ネットワークの広がり

【安立先生】
私は、福岡市からの放課後の遊び場作り事業として委託された、「わいわい広場」の実行委員長、指導員として活動させていただいております。こういった機会を下さいました福岡市、子ども育成化の皆様には感謝いたします。

下校の安全面から、授業が終わったら子どもたちはすぐにまっすぐ家に帰らなければなりません。
私の子供の頃は放課後は”帰りの音楽”がなるまでみんなで一生懸命遊んでいたものですが。

わいわい広場開設時(週に3回)は、子どもたちは放課後に体を動かし楽しそうに遊んでいます。学年が混じって野球などをする、高学年が低学年にルールやボールの打ち方を教える姿などはほほえましいですね。
勿論けんかをする子やグループになって対立する子どもたちもいますが、あえて口は出さず彼らでどう解決するかを見守っています。結局また仲良くなっていきますし、学年があがるとわがまま?度合いも少なくなって落ち着いてきたりと、そういった変化、成長を見れるのも楽しいですね。
校舎内でわたしに声をかけてくれる子どもたちが増えているのも私にとって大きな喜びです。

先日「わいわい広場」の見学に九州大学大学院の安立清史准教授が学生の皆さんといらっしゃり
いろいろと話をする機会をいただけました。
社会学・福祉社会学、共生社会学として、ボランティア・NPO社会福祉・地域福祉の研究をされています。
これからの社会をどう良くしていくか、子どもや大人、老人が住みよい社会をどうやって作っていけばよいかを考える機会をいただきました。

安立先生のホームページの一つです。
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~adachi/


【長阿彌先生】
教育文化研究所の長阿彌幹生先生とも、香椎東小学校PTAの人権講演会でお会いしてから交流を持たせていただいております。長阿彌幹生も福祉関係で精力的に活動されていらっしゃるかたのお一人です。

毎月月初めの第一日曜日に博多リバレインで「お父さん研究会」という集まりがあり、一昨日も参加させていただきました。11月は九州PTA大会(鹿児島)、10月は小学校の運動会と重なったため、しばらくぶりの参加でした。

身近な普段の生活の中で感じる思いや感情についてテーマを決め、話し合い、人が幸せに生きるとは、人と人とが仲良く生きていくにはどうすればよいのか?といった、普段忙しい日々に流され立ち止まって考えることの難しいことに対して3時間の時間をかけ、皆さんで話し合います。話し合いが終わると夕方早々から居酒屋でアルコールをいただきながら第二ステージへという流れになっています(前回は塾がありましたので二次会には残念ながら参加できませんでした)

年末ということで今年一年を振り返って感じたことなども皆さん発表されていらっしゃいました。

皆さんのご意見から学ぶことが多い、また自分がじっくりと考えることができること、仲間が増えるということ、メリットが多いですね。貴重な日曜ですが月に1度こういった場に自分をおくのもいいものではないでしょうか?