部分点をもっと考慮してもらえたら…


中間考査の答案が返却されました。

良い点数を取って、お母様ともども喜ばれている
生徒さんもいらっしゃれば、一生懸命頑張ったのに
目に見える効果として、点数が上がらなかった
生徒さんもいらっしゃいます。

どうしても解答用紙は答えだけを書くように
なっていますから、いままで全く何をして良いか
すら わからなかった生徒さんが、方針をたて、
あと少しのところで正解というところまで計算や、
解答をすすめてきていたとしても、小さなミスがあれば
点数に結びつきません。
実は実力に大きな進歩があるのにそこが反映されないでいる。
これはせっかく頑張ったお子様のやる気につながらないなあ
と感じました。

結局答えが合うかあわないか?であり100%あわないと
点数にならないのが数学のシビアなところ。といってしまえば
それまでなのでですが、

ご本人の頑張りをできるだけ評価してあげられる
採点方法、計算問題一つにしても途中過程の評価を細かく
汲み取って上げられる採点をしてあげると
生徒さんのやる気につながるのかなあと思いました。

たとえば、計算問題一つにしても
( 多項式 )-( 多項式 )
でマイナスの分配法則、展開ができている段階で部分点をあげる
などして欲しいと言うことです。
ここまではあっているが、同類項の整理や、単純な数値計算に誤り
がある場合もあるわけです。

とくに今までは不勉強だったが、今回は気持ち、姿勢を変え、
やる気をもって真剣に勉強したが、結局変わり映えしない結果に
なってがっかり…と言うことは、たぶんにありえます。

塾では「ここまでは考え方も計算も完全に正しかった、進歩したね」
と励まし、できなかったところを二人でなぜ間違ったかを分析して
今後は間違わないようにする指導をしてゆきたいと思います。

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