日曜の庭での泥遊び

昨日は珍しく子どもと庭で遊びました。天気が良かったです。

庭に穴を掘り、水の流れる道を作り、水を流して遊びました。
一見水道代がもったいないように見えますが、ゲームセンターなどにいってお金を使うより断然安いし
外の自然で遊ぶということはいろいろな発見があるものです。

【私が子どもたちに遊びを通して教えたこと】

・水圧で土に深い穴、横方向にも深い穴をほることができる。なかなか深い横あなはほれませんね。ビックリしていた様子でした。ホースをい仕込むだけ、あるいは勢い良く噴射して削るなど。

・大きく空いた穴に泥水がたまっていますが、そこで雑草を野菜に見立てて娘が洗い出しました。ままごとですね。娘が何でもいいから草をとってくれというので、私はひげ根(もじゃもじゃの根)と主根型の二種類の草を渡し違いを示しました。こっちは大根みたいだね、ごぼうかな?と言っていました。根菜の存在は認識しているようですね。中学では単子葉類と双子葉類の違いを習います。

・下の子が自分で水の流れる道を掘っていたのですが、なぜか自分の水路に水が流れていきません。
「なんでかな?、ここが高いからじゃないと?」と示します。本人は気がついて分岐点穴を深くします。
水は高いところから低いところに流れるという認識が深まりました。


・次は泥ダンゴつくりです。砂ではなかなか固まりません。下流には軽い粒子の小さい粘土が沈殿します。それをつかって作れば固いのができるよと教えます。中学では地層のでき方を学習します。


・泥のたまった狭い水路に手を突っ込んでどろどろ感の感触を楽しんでいましたが、周囲にとがった石があるかもしれないから、あまり手のスピードを早くするとぶつかったとき痛いよ。と教えました。
本人が「痛っ!」とおもう経験も必要だから教えなくても良かったかなとも思います。親が先回りしてしまうと子どもが育たないというのはありますね。ある程度いいことも悪いこと(危険なこと)も自分で経験させないといけませんね。


・日光に当たった水はあたたかいという認識が深まりました。


・最後は手が冷たい!といいながら、コタツタツといいながら家に入っていきまいた。服もどろどろでしたが、今日の遊びを通して自然と身についた知識がありました。