講演会 「親でなければできない教育」

福岡教育大学学長でいらっしゃいます、松尾祐作さんの講演を聞かせていただきました。
公民館事業「子育て応援事業」の第一回目です。(家庭教育の講演や、レクレーション、食育など全7回)

元大学学長という肩書きには似合わない?親しみやすい方でした。

講演の内容は総論と各論に分けて筋道の通ったお話でした。

1、危機にある子どもの成長発達

2、危機の背景

3、親のやるべきこと、できること

4、大人社会全体として考えるべきこと

わが子を育てるという発想ではなく、みんなで次世代を担う人材を育てるという考え方にならないと、
ひとつの家庭、親、だけでは対処できない時代になっている。

PTA会長をさせていただいてからだんだんと感じていたことですが、
自分の子どもにだけ目配り気配りするのではなく、子どもたち全体を対象にするし、対応する親側も単独ではなく集団として共通の意識を持って対応していかないといけないのかなあと子の講演を聞かせていただき、一層強く思いました。
PTA組織、香椎東校区の自治協議会などの組織の重要性も再認識いたしました。