僕が主夫します。競艇選手の妻をもって

香椎東校区男女共同参画推進会主催の講演会に参加しました。

日高邦博さんの奥さんは、現役A1級女性モーターボート選手で、今も全国の競艇場を回って仕事をされています。ご自宅に戻るのは1ヶ月に5日程度だそうです。

日高邦博さんご本人おっしゃるには、ほれた弱みとはいえ、ヘビースモーカーから禁煙し、クール宅急便で送られてくる奥様が搾乳した冷凍母乳を深夜に解凍して授乳させたり、奥様が申し込んだ女性だけしか集まらない育児教室に通い、お子さんがが少し大きくなると、これまた奥さんが申し込んだ子どもさんのスイミングスクールまでに参加してがんばっていらっしゃるそうです。

子供をおんぶして、右手にかばんにオムツやミルクセット、左手には自分の仕事の荷物といった姿は誰から見ても、昨夜奥さんに逃げられた旦那という風に写るだろうなあ。(笑)

最近ではだいぶお父さんも、家庭のこと、育児にかかわることが多くなってきていますが、昔は大変だったようです。

なんとか、回りの同じお子様を持つ奥様方のご協力で孤立せずうまくやってこれたそうです。
とても子育てを楽しまれていらっしゃる感じがいたします。

コミュニケーションの大切さを話されました。(昔から今でも伝えたいことを手紙やメモで渡すそうです。奥さんは移動の飛行機のなかや、宿舎(家族との連絡禁止、外出禁止、先輩がいるのでTVも好きな番組は見れないなかで、その手紙を読まれるそうです。)


夫婦の力関係は、どちらが相手を好きか?ということが大きい。相手を変えようとしても難しい。自分を高めて相手からみて魅力的な人間になるように自分が努力しよう。

子供やお孫さん、パートナーの寝顔を見ることを推奨されていました。
自分の振る舞いに対する反省や、相手への感謝の気持ちがわいてくるということです。

面白くて、あっというまに時間が過ぎました。
まだまだ聞きたいという感じでした。

皆様もお話を聞く機会がありましたら是非参加されることをお勧めいたします。