リーダー研修振り返りと子ども達を引きける遊びの紹介

一昨日、東区子ども会連合会の、東区役員、JL研修、各校区からの子ども会指導者があつまり
研修を行ってきました。

以下まとまりが無く、引用や、私の感想なども含まれ、全てが研修内容の紹介というわけは無いのですが、部分的にでも、ご参考にしていただける部分があると幸いです。


■Cゾーンを広げる (ネットから引用、今回の龍先生の直接の言葉ではありませんが、意図されていることはこういうことだと思います。)

自然学校で子ども達に伝えてきたことは、冒険的な行為を通じてCゾーンを広げるということだった。

CゾーンはComfortable(訳:いごこちのよい)ゾーンの略だ。安心、安全で、何をすればどうなるか分かっている世界。苦しむこともストレスも無いけれど、そこにいる限り成長も発展も無い世界だ。

Cゾーンの外は不安がいっぱいだ。知らないこと、やったことがないことばかり。結果が保証されないし、失敗するかもしれない。それでも自発的にCゾーンの外に出ようという試みが冒険的行為だ。はじめはうまくいかなくても、踏み出した一歩がやがて新しいCゾーンに変わり、世界の見え方が変わっていく。これは子どもだけの話じゃないし、自然体験だけの話でもない。

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子ども達はこのゾーンの枠を超えられない。

「むり~」「できーん」という子ども達はたくさんいるが、大人たちは無理を提供しよう。そこから何を子ども達に見つけさせるのか?

(無理、出来ーん、めんどくさーい、…は、口に出すと自分の成長をさまだげる”悪魔のことば”というかたもいらっしゃいます)


「あぶないからやめなさい」
今の子ども達は何が危ないかわからない。

「はじめから危ないことをさせないから、
どう危ないのか?なぜ危ないのかの判断ができない人間になる?可能性も?(川村)」


「体験すると知識は知恵になる。」
いくらそのことについて知っていても実際体験したことのあるひととの差は埋められない。
体験すしなければ0、体験すれば1 体験したことは事実であり、自信にもつながる。「私は、やったことあるよ、いったことあるよ、みたことあるよ」と言って良い。
(逆に「そんなことも、したことないと?」と言われたらいやですね。)


龍先生の団体が通常されている小学生対象(学年別)のメニュー

木登り、ロッククライミング
いかだつくり、リヤカーを引いて野宿しながら県をこえる。
オールナイトハイクで朝日を見る。

途中でやめたらダメ、最後までやりきらないと新しい自分に出会えない。
こどもたちががむしゃらになる環境をつくる。


「おとなのみなさん、やってみたいことはありますか?」 …  「し~ん」
楽しむ気持ちを持つ、
楽しむ力をつける。
自分も楽しむ、笑っている大人を子ども達に見せる。


「闘争中」とか、なぜ芸能人だけたのしむのか!
自分たちも”大かくれんぼ”と称して1日かけて遊ぶ。

夏は、頭に金魚すくいの”ぽい”(はりがねに薄い紙を貼ったすくう道具)
を取り付けて、水鉄砲対決など。


龍先生は最後に
「日本をワクワクさせたい」
あるいは
「おもしろいから、やる」
といったCMがお好きだそうで
私がホンダのCMのナレーションをここに文字におこしてみました。

「いろいろ考えなくちゃ、ならなくなってきた。」

「お金のこととか、ノルマとか」

「効率 とか エコ とか リサイクルとか グローバルとか」

「でもそれはゴールじゃない」

「それがすべてじゃない」

「いつだって僕らを突き動かすのは…」

「好奇心だ!」

「好きなことをやるだけじゃ 食ってはいけない」

「でも、好きなことをやらなかったら」

「人生はつまらない」(ナレーションはここで終了) 

【面白いから、やる。】← 音楽とともにバイクや車の走る映像に乗せてのナレーションでしたが、最後は”この台詞をナレーションなしで画面に大きく表示”してCMが終わります。


私の感想です。
確かにそうですね。面白いこと、興味が持てること、は寒い朝でも早く起きて、おなかが空いたことすらわすれて、しますね。
好きなことをするための熱意、集中力ってどこから湧いてくるのでしょう。
なかには、それを趣味として極めたり、それを仕事にできるひともいらっしゃるでしょう。
なんとか食べていくだけのお金があれば、あとはやりたいことをする人生は確かに幸せな、豊かな人生と考えることも出来ますね。考え方は人それぞれで正解も無いのですが。
一度しかない人生の最期で「やりたいことはたくさんあったけど、なにひとつやれなかった(やらなかった)」と死んでゆくのは
残念な気がします。みなさんならどうされますか?
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龍 孝志先生が紹介してくださった遊び(他にもいくつか混在)(画像の表でご覧になると見やすいです)

【1分間ゲーム(一人)】 一人で目をつぶり、60秒立ったと思った瞬間に立ち上がる。 ”道具”

【1分間ゲーム(二人)】 2人で手をつなぎ目をつぶり、60秒立ったとおもったら相手の手を握り二人が握った段階で立つ。

【一人じゃんけん】 自分の右手が左手に勝つ、つぎに自分の左手が右手に勝つ。それを繰り返して高速がすると、ぐだぐだになって面白い。

【グーパー(この講座のプログラムではない)】 "両腕を左右に広げ構える。片腕のひじを曲げ、胸の前に手のひらを持ってくる。このときグーにする。腕を広げて伸ばし始めの位置に戻すときパーにする。これを左右の腕で繰りかえす。できたらスピードをあげる。
次に今後は胸に持ってきたほうの手をパー、広げた上のほうはグーにしてやってみる。ぐだぐだになって面白い。"

【じゃんけん大会】 指導者と全員がじゃんけん対決をする。初め全員立ち上がり、指導者に勝った人だけが座る。あいこは座れない。

【二人鬼ごっこ 走らずに競歩でおにごっこ。タッチされたら5秒待って追いかける。(全身のウォーミングアップにどうぞ。)衝突して怪我をしないように。手を前に出して行うと衝撃が緩和される

【足し算じゃんけん】 グーは1、チョキは2、パーは5、 じゃんけんをして相手の出した手と自分の出した手の足し算を早く言ったほうが勝ち。同時の場合は声の大きいほうが勝ち。グーとチョキなら「3!」と早く言ったほうが勝ち。勝ったらすわる。負けた人は違う相手を見つけ勝負。最後に残った人が負け。

【ビート(手拍子)】 "相手と向かい合う。
1回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
2回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
3回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
4回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
3回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
2回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
1回手拍子して相手と互いに両手タッチ、
終わったペアから腰を下ろす。
どのペアが速いかを競う。"

【ホイッスルジャンプ】 "1回のホイッスルで左90度。2回のホイッスルで右90度、3回は180度、4回は360度。必ずジャンプしなくても良い。
目をつぶってみんなでやってみる。最後に方向があっていればOK。" "指導者: 笛"


【名前先名乗り】 自分の持ち物を3つ提示して、じゃんけん。4人~6人程度で行う。自分と同じ種類の手(あいこ)を出したひとがいたら、その人の名前を全員分言う。。グーでのあいこが3人いれば、自分以外の2人の名前を早く言った人が勝ち。同時だったら声の大きいほうが勝ち。周りの人がジャッジする。勝った人は負けた人から1アイテムをゲットできる。自分の持ち物3つが全てくなり、出すものが無くなったら上靴を脱いで、靴下を脱いで…野球拳状態に!? "参加者:持ち物3つ"

相手の名前を覚えるのにもってこい。


さいころ1の目だし】 順に振って、制限時間内に1が何回出せるかを競う。どうやったら回数を多く振ることが出来るか?角の丸いさいころを使うと差が出やすい。 "指導者:さいころ班のかず分"


さいころ合計50だし】 5人で順にさいころを振り、合計を早く50にしたチームが勝ち。オーバーして52になってしまったら2から再度始める。 "指導者: さいころ班のかず分"


【指示ジャンプ(記憶型)】 "1つの班あたり5から10人程度で縦列をつくり、前に人の肩に両手をおく。 その班をいくつかつくる。班対抗戦。。指導者が「前」といったら列の全員が「前」といいながら、前に一歩とぶ。
 指導者が「前」「右」「後」といったら列の全員が「前」「右」「後」といいながら、一歩ずつ連続でとぶ。ステップを増やしていき、列が乱れたチームは脱落でその場に座る。 班内であるいは隣の班と衝突して怪我をしないように。"


"【指示ジャンプ(言葉と行動が反対)】" "5から10人程度で縦列をつくり、前に人の肩に両手をおく。 その班をいくつかつくる。班対抗戦。。指導者が「前」といったら

列の全員が「前」といいながら、前に一歩とぶ。
①リーダーが「言葉は同じ、行動同じ ”右”、”前”」とテンポよくリズミカルに言ったら、各班は「言葉は同じ、行動同じ ”右”、”前”」といいながら列を崩さずにジャンプする。
②リーダーが「言葉は同じ、行動逆 ”右”、”前”」といたら、各班は「言葉は同じ、行動逆」といって 「”右”、”前”」といいながら 実際の行動は「”左”、”後”」にジャンプする。
③リーダーが「言葉は逆、行動同じ ”右”、”前”」といたら、各班は「言葉は同じ、行動同逆」といって リーダの言った「”左”、”後”」といいながら 実際の行動は「”右”、”前”」にジャンプする。

「”前”、”右”、”後”、左”」とかステップ数を増やす、さらにテンポを速くすると脳がついてこなくなて面白い。

列がグチャットなったチームがまけ。ジャンプの1歩は大きいほうが列が崩れやすくてわかりやすいかも。けがしやすくなるかな。(川村)
"

【とるかとられるかハンカチ】 ハンカチを中央に置き、両サイドから、指導者が指定した番号の人(班の中で各人に番号を振る)がハンカチをとりに走り、無事とって自分の陣地にもどったらかち。ただしその途中で相手にタッチされたら巻け。駆け引きが発生する。 "ハンカチ班の数の半分"


【班対抗じゃんけん】 6つの班などに、人員を分ける。班の人員には班内で通し番号を振る。指導者が「①番」といったら各グループの①番の人が中央のサークルに集まり(6人)、相手を一人見つけ1対1でじゃんけんをする。(複数人ではじゃんけんをしない)勝った人は急いで自分の陣地に戻る。戻ったら大きな声で自分の班の番号を叫ぶ「5班!!」2チームゴールが同時なら声の大きい班を勝ちとする。サークル内でじゃんけんで負けた人同士は勝つまでやる。最後まで班に戻れなかったチームが負け。呼び出されるのは①③⑤番の人!あるいは①~⑨全員!ということもある。

【インパルス(感覚器官と運動神経)】 50人~大きな輪になって全員が両手をつないで並ぶ。自分の左の手を握られたら、自分の右の手を握る。はじめ1周信号が伝わるのに25秒とかかかるが、集中することで10秒を切るもとも可能に。だんだんタイムが縮まっていくのが楽しい。
友達を信じて協力すること、あきなめないこと、無理と思ったこともやれば実現できるということを示す。

【数字伝達ゲーム(この講座のプログラムではない)】 5~10人程度でひとつの班を作る。50個あるいは100個といった数字の羅列を伝言ゲームで伝える。どうやって伝えるのか。?どうすれば速くなるのか?人は目標があると協力する。知恵を出し合う。しっかり考えれば上手いやり方(問題の解決策)が見つかること、繰り返し練習すればどんどん速くなること(練習の大切さ)を体感させる。途中であきらめない。やればやり遂げることができるという達成感を味あわせる。協力の大切さ、友を信じること、アイディアを出し合うこと、練習の大切さ、など多くのことを学ぶことの出来るゲームです。 "班分の紙と鉛筆"
独特のフォームと数字の読み上げかたにヒントがあります。