2/23 東区中学校PTA連合会青少年健全育成研修会に参加してまいりました。
立花高校の42歳の齊藤眞人校長先生のご講演でした。
先生のお話を伺うのは、二度目でしたが、忘れかけていた大切なことを再びはっきりと思い出させていただきました。
立花高校の生徒さんは入学時に不登校の生徒さん、あるいは不登校を経験された生徒さんが80%いらっしゃるそうです。しかし卒業時には60%の生徒さんが大学へ進学されるそうです。
ここで勉強に対する成果を数値化した「進学率」の話をまずすると、私が生徒さんの評価をその視点でとらえていると感じられる方もいらっしゃるかもしれません。なにしろ私は塾長先生ですから。しかしそれは違います。
ここでの進学率はそれが狙った目的ではなく、単なる結果という事実に過ぎないのです。
私は立花高校の生徒さんと勉強したこともあります。彼は、工学部の大学生になった現在でも私のところに週1のペースで勉強をしにきてくれています。
立花高校では、生徒の皆さんに決して詰め込み、強制の勉強はさせません。勉強しなさい!と先生がいわなくても、生徒の皆さん自身が、自分から勉強するようになるのです。
昔は”ヤンキー学校”の代名詞のように呼ばれていた時期もあった、立花高校がなぜここまで変わることができたのか?
それは齊藤校長先生をはじめ、先生方のものの見方考え方が一般的な考え方と違うところに理由があります。