お互いに高めあう関係

（塾長）
「お互いに高めあう関係は何と呼ぶのかな」「パートナーじゃちょっとおかしいし」
(妻）
「だれでもそうったい」
（塾長）
「いいこというね。誰でもお互いに高めあう関係ということね。」「そういう関係は何と表現すればいいんだろう」
（妻）
「誰と誰のこと？」
（塾長）
「先生（私）と生徒さん」。「私は勉強の中身は単にすでに習っているから知っているだけで、生徒さんから見れば当たりまえのこと。問題をどう解けば答えに行きつくかの原理は知っているので、あとはそれを生徒さんに、どううまく伝えるかが塾長講師としての腕前と言うことになる。」
「でも、勉強以外の事に関しては、生徒さんが明らかに自分より勝っていること、生徒さんから学ぶことも多々あるのね。その人の長所って絶対に自分はかなわない。そう意味では生徒さんは尊敬すべき存在だよね。」
「だから私の塾では、”生徒さん”を”生徒さん”と表現せずに、「パートナー」のような表現でお互いに高められる存在を意味する何かしっくり来る表現で呼びたいな！と思ったわけ。

（途中省略）

「先生はすべてにおいて、生徒さんに勝る圧倒的な存在ということはありえないよね。」「一人の人間として長所短所は互いに理解しながら、ともに長所は伸ばし、短所を改善できる関係がいいと思うのよ。」「どう思う？」

「って　あれっ？　いないじゃん」（嫁さん家事に復帰）
「私、一人でしゃべってたのね（悲）」

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